1冊のコンサルティング本が居酒屋の経営を立て直した話

私は主に関西地域で数店舗の居酒屋を経営しているものです。今日は私が居酒屋経営を始めたばかりの頃、経営がうまくいかずに苦しんでいた際に出会った1冊の本について話させていただきます。まずその本のタイトルなのですが、「魅せる技術 ビジネスでモテる、自己演出の教科書」というものです。一見すると飲食店の経営に関係のないファッション関連のコンサルティングの本かと思うのですが、私はこの本に衝撃を受けました。こんな考え方があるのかと。この本に書かれている内容は飲食店のコンサルティングとしても間違いなく通用します。タイトルを見るとわかるように、この本に書かれていることは主に、意図的に魅せるための極意です。実をいうと私自身、この本を読むまで意図的に魅せることを極端に嫌っていました。見せかけのものには価値がないとまで思っていたのです。しかし、その考えも一変させられました。これを機に私は、飲食店経営者としての私自身の立ち振る舞い、そして店を繁盛店に見せることに注力しました。私がスマートであれば、社員もスマートな接客をしようと思うのです。店のトイレが綺麗だからこそ、お客様も綺麗に使用してくださるのです。店が繁盛しているように見えるからこそ、繁盛店になれるのだと。具体的にどのようなことをしたかというと、まず店の中が賑わっているように魅せるために、居酒屋の扉を解放することにしました。こうすることで、中の声が聞こえてきて通りすがった人の目に止まります。しかも店の中は賑わっていそうなのだから入ってみようと思うのは自然なことです。また、看板や店の外装も新しくしました。始めて来ようとしているお客様にとって、店の看板は店の雰囲気を知るための1番の手がかりです。その看板がどれだけ重要なのかも、この本を読んでから気づかされました。今でも季節ごとに看板を変えて注目をしてもらえるようにしています。このような小さな工夫をすることで私の経営している居酒屋は改善されていきました。売り上げが上がれば、閉店の時間も早められ、人件費を削減することができます。また店長への負担を減らすこともできます。このような良いサイクルが生まれたのです。
ここまで読んでくださった方は、私がこの本にどれだけ助けられたかをおわかりいただけたと思います。ぜひみなさんも素敵な本に出会ってください。